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【知っ得News】中古スマホ市場拡大へ 伊藤忠商事子会社「ビロング」

念入りに中古スマホを清掃するスタッフ(ビロング提供)
念入りに中古スマホを清掃するスタッフ(ビロング提供)
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 菅義偉首相の肝煎りで、携帯電話料金の値下げ競争が激しさを増すなか、端末の購入代金を抑えられる中古スマートフォン(スマホ)市場が注目されている。伊藤忠商事子会社の「Belong(ビロング)」(東京都渋谷区)は、中古スマホのインターネット販売を一昨年からスタート。グループの流通ノウハウを生かし、高品質な中古端末の販売・普及をめざしている。

高品質・安心のネット販売

 通信料金と端末代金の完全分離などを定めた改正電気通信事業法が令和元年に施行、スマホの端末代金をめぐる状況は一変した。

 「実質0円」や「セット割」といった一定期間の継続契約を条件とする端末割引販売が禁止され、人気機種の高機能化なども相まって市場価格は上昇している。

 昨年、出荷台数シェアトップの「iPhone(アイフォーン)」の価格帯は現在5万~16万円。「Android(アンドロイド)」では5万円以下の中低価格帯モデルもあるが、第5世代(5G)移動通信システムに対応した高機能端末では10万円を超えるものが多い。

 新品スマホの価格上昇を背景に、中古スマホ市場への期待感は高い。民間調査会社、MM総研は昨年3月、令和2年度の中古スマホ販売台数が過去最高の184万台、新品市場に対する割合は6・4%になる見通しを発表。5年後にはそれぞれ265万台、9・8%に拡大すると予測する。

 そのうえで、「中古スマホ自体の認知度がまだ低く、品質に不安を抱く人も多い。販売業者が増え、信頼感が高まればさらに拡大する余地がある」とする。

新品の半額程度

 ビロングの通販サイト「にこスマ」では、通信会社の制限がない「SIMロック解除済み」端末のみを扱う。人気機種では、「アイフォーン8」が2万~3万円と、新品の半額程度で購入できる。

「にこスマ」の商品ページ。端末のグレードやバッテリーの状態などが簡単に確認できる
「にこスマ」の商品ページ。端末のグレードやバッテリーの状態などが簡単に確認できる
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 「にこスマ」は中古スマホ初心者にも分かりやすい簡潔で丁寧な情報発信が特長だ。端末を360度撮影した外観写真6枚と、バッテリーの状態などが各商品ページで一目で確認できる。チャットや電話での問い合わせ対応もしている。新規参入ながら、昨年の販売数、売り上げは対前年比で約4倍と急成長中だ。

 伊藤忠の携帯端末流通網も強みだ。セキュリティーなど独自の基準をクリアした中古品をアジアや北米など世界中から低価格で仕入れることができる。商品はさらに神奈川県座間市の検品センターで、カメラの動作確認など25以上の検査項目を確認し、丁寧に清掃して管理している。

 「専門知識のある人だけが良い物を買える店ではなく、誰もが安心して高品質な中古品が買える場にしたい」と、同社の井上大輔社長。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、店舗で実際に端末を確認して購入することが難しくなるなか、消費者の不安に寄り添うオンライン販売サービスの広がりが期待される。

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