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がん・呼吸器疾患、高い死亡リスク 新型コロナ重症者

第31回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議に臨む小池百合子都知事=4日午後、都庁(酒巻俊介撮影)
第31回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議に臨む小池百合子都知事=4日午後、都庁(酒巻俊介撮影)

 慢性呼吸器疾患や固形悪性腫瘍(がん)などの基礎疾患がある人が新型コロナウイルスに感染した場合に死亡リスクが高い傾向にあるという調査結果が4日、東京都のモニタリング会議で報告された。国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長が同会議で示した。

 昨年11月までに発症した都内の感染者のうち3646人について分析。入院時に新型コロナ感染症が重症だった場合、固形悪性腫瘍では42%、慢性呼吸器疾患では41%、心疾患では37%、脳血管疾患では27%が死亡。症例が少ないものの「重症腎疾患または透析」は半数が死亡した。

 糖尿病は18%、高脂血症や高血圧、気管支ぜんそくの死亡率は10%前後。基礎疾患がなければ3%だった。

 入院時に軽症だった場合の死亡率は固形悪性腫瘍が14%、脳血管疾患が13%、心疾患が10%。大曲氏は「入院時に軽症でも死亡するリスクが高い傾向にある」と述べた。

 会議では後遺症に関する調査結果も報告。対象となった昨年2月~6月にセンターを退院した感染者63人のうち、76%に呼吸困難や味覚障害、脱毛といった後遺症があった。後遺症は20代、30代でもみられた。

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