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【防げ!新型コロナの家庭内感染】(2) 夫が宿泊療養まで「会話はLINE、顔合わせず」 過ごす場所と時間を分けて 

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 新型コロナウイルスに感染した家族が自宅で療養する間、同居の家族は自分も「かからない(感染しない)」ために、どんな対策を取ればいいのか-。感染判明から宿泊療養までに約1週間、自宅待機となった夫を持つ女性は、家庭内感染の対策に明け暮れた日々を「サバイバルゲーム」に例えた。(津川綾子)

 「目には見えないウイルスが、確実に家の中にあるんだ」。横浜市の女性(57)は、今年1月、夫(59)の新型コロナウイルス感染を聞いたとき、そう実感したという。

 夫は1月5日に発熱。その日にPCR検査を受け、6日に陽性と判明。12日に宿泊療養に入るまで、自宅待機が約1週間続いた。

 宿泊療養開始のめどが立たず、マンションに娘(27)と3人、自宅待機が続く中、女性がもっとも心配したのが家庭内感染だった。「絶対に避けなければ」。しかし、「病院ですら院内感染が起こるのに、家庭で何をどうすれば防げるのか」と不安になった。何も分からなかったので、スマートフォンで「コロナ 消毒」「コロナ 自宅待機」と検索をかけてから、まずは掃除用品を買いに走った。

 次に生活空間を完全に分けた。夫は玄関近くの個室で療養。女性と娘は玄関とは反対側にあるリビングで過ごした。

 「熱は何度だった」

 「ごはんどうする?」

 夫への連絡は無料通信アプリ「LINE」で。食事は紙皿によそい、部屋の扉の前に置いた。洗濯ものやゴミは夫が室内でポリ袋にまとめておき、廊下に出してもらうことに。夫がトイレや洗面所を使った気配を察したら、女性はすぐに手袋、マスクをして、夫が触れたであろうところを消毒・掃除した。それでも「飛沫(ひまつ)に触れることがあるかもしれない」と考えて、8日から女性は洗顔・歯磨きを台所でするように変えた。夫とは結局、「自宅待機中、顔を合わさなかった」という。

 夫がホテル療養に入った日に、ようやく女性もPCR検査を受けた。結果は陰性。「サバイバルゲームに生き残った気分でした」

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