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高線量土のう水中回収へ

 東京電力は、地下階にたまった汚染水の中に放射線量の高い土のうが沈んでいる福島第1原発の二つの建屋で、汚染水を抜き取る前に、土のうを回収する方針を決めた。放射性物質の飛散防止などが目的で、作業開始は2023年度以降になる予定。

 汚染水の中に土のうが残るのは、4号機の南にあり、原発事故直後に高濃度汚染水を保管していた「プロセス主建屋」と「高温焼却炉建屋」の地下階。19年度の建屋内での調査では、プロセス主建屋の空間線量は最大で毎時約3シーベルト、高温焼却炉建屋では最大で毎時約4・4シーベルトを観測した。

 土のうには放射性物質の吸着材として使われる鉱物の「ゼオライト」が入っており、汚染水が建屋外部に漏れ出すのを防ぐ目的で置かれた。当時二つの建屋で、計約26トンのゼオライト土のうを設置したとの記録が残る。放射性物質を吸着したまま蓄積し、高線量の原因になっているという。

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