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ワクチン接種へ準備手探り 静岡県が市町説明会

静岡県が県内全35市町に対してワクチン接種に関するオンライン説明会を行った=27日、県庁(田中万紀撮影)
静岡県が県内全35市町に対してワクチン接種に関するオンライン説明会を行った=27日、県庁(田中万紀撮影)

 新型コロナウイルスのワクチン接種準備を円滑に行うため静岡県は27日、県内全35市町にオンライン説明会を行った。各自治体は国が示したスケジュールに沿って、対象者のリストアップ、保管用冷凍庫の設置場所確保、会場や人員の確保といった準備に着手している。しかし、肝心のワクチンがいつ、どのくらい供給されるかが全く分かっておらず、県と市町は対象の県民310万人以上への短期間での接種という、過去に例のない大規模事業に向け手探りで作業を進めている。

 厚生労働省は25日に実施した自治体への説明会で、予定通りワクチンが供給されれば、2月中にも医療従事者への先行接種が始まり、高齢者は3月中、16歳以上はそれ以降のスタートになるというスケジュールを示した。静岡県と県内市町はこれに沿って、推計約1万1千人が対象になる医療従事者向け優先接種は3月中旬、同約109万人の高齢者向けは3月末をめどに、ワクチンさえ供給されれば接種できる体制を確保する。医療従事者向けは県が行い、高齢者と16歳以上へは各市町で、と役割を分担する。

 具体的な準備作業は、県はワクチン卸売業者の選定、医療従事者のリストアップ、冷凍庫の設置場所確保、医療機関などとの調整、県民からの相談を受け付けるコールセンターの設置など。市町は、住民に配布する接種券の印刷と郵送、集団接種会場と人員の確保、接種場所や時期に関する住民からの問い合わせへの対応などを行う。

 県は感染症対策チーム内に昨年12月、5人で編成するワクチン班を新設した。2月以降は11人増員し、計16人が市町の体制整備の支援にあたる。同チームの担当者は「過去にない規模なので、何をすべきかまだ見えておらず、市町には不安があるようだ。いつどのくらいの量のワクチンが届くのかが分かれば準備も進むのだが…」と戸惑いながらも、「ワクチンには効果があるとのデータがある。県民には接種を検討してほしい」と積極的な接種を呼びかけた。

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