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藤沢里菜女流本因坊に男性棋士の打倒期待 囲碁就位式で

囲碁の第39期女流本因坊就位式で贈られた賞杯を手に笑顔の藤沢里菜女流本因坊=26日午後、東京都内のホテル
囲碁の第39期女流本因坊就位式で贈られた賞杯を手に笑顔の藤沢里菜女流本因坊=26日午後、東京都内のホテル

 囲碁の第39期女流本因坊戦五番勝負を制した藤沢里菜女流本因坊(22)の就位式が26日、東京都内で行われた。昨年11月に決着したシリーズでは、初防衛を目指した上野愛咲美(あさみ)扇興杯(19)を3勝2敗で破り2期ぶり、通算4期目の女流本因坊に返り咲いた。

 「上野さんは男性棋士にも勝っている強い相手で、厳しい戦いになると思っていた。最終第5局を(最も差の小さい)半目勝ちできたのは運が良かった」と振り返った藤沢女流本因坊。五番勝負には7期連続して出場しているが、防衛したことはない。それだけに「私が原因で挑戦者が勝つパターンになっている。その流れを崩せるよう(次期は)精いっぱいがんばりたい」と、初の女流本因坊防衛と通算5期に意欲を見せた。

 昨年は女流立葵杯で、鈴木歩女流棋聖の挑戦を退け4連覇を達成したほか、新設のトーナメント戦、博多・カマチ杯でも上野を破り優勝。30歳以下・七段以下の棋士が対象の若鯉戦では、男女混合棋戦で史上初めて女性として優勝する快挙を演じた。

 允許(いんきょ)状を渡した日本棋院の小林覚理事長が「女流の国際棋戦優勝と、(男性も交じる棋戦での)リーグ入りを目指してほしい」と発破をかければ、祝辞で青木喜久代八段は「七大タイトル戦(の挑戦手合)で戦っている姿が見たい」と激励するなど、男性優位の“ガラスの天井”突破を期待する声があがった。

 藤沢女流本因坊は「モチベーションになる。強くなることが今年の目標。一局一局、精いっぱい戦いたいです」と話した。

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