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【TOKYOまち・ひと物語】男子チア もっと当たり前に 少年チアリーディングチーム「HEROES」 

チアリーディングの技「エレベーター」を行うヒーローズのメンバーたち=昨年12月、港区(ヒーローズ提供)
チアリーディングの技「エレベーター」を行うヒーローズのメンバーたち=昨年12月、港区(ヒーローズ提供)
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 港区を中心に活動する少年チアリーディングチーム「HEROES(ヒーローズ)」。女性のスポーツというイメージが強いチアリーディングで、全国でも珍しい男子だけで構成するチームだ。コーチを務める杢元(もくもと)良輔さん(33)は「男子チアリーディング(男子チア)をもっと当たり前の存在にしたい」と意気込んでいる。(小林佳恵)

 「ワン、ツー、スリー、フォー…」

 1月中旬、港区内の小学校の体育館に、カウントを取る杢元さんのハキハキとした声が響いた。入念に体をほぐした後、小中学生たちが次々と、側転やバク転などの練習を行った。

 「もっと勢いをつけて。もう1回やってごらん」「体が大きくなったから、倒立をしっかりしていこう」。杢元さんが一人一人を補助しながら、アドバイスする。

 ヒーローズには幼稚園児から高校生までの18人が所属し、週1回程度、同区の小中学校の体育館などで練習している。

 消毒や検温などの徹底に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令を受け、複数人で行う技の練習は避けている。都外に住むメンバーは練習に来られないなど厳しい状況が続くが、杢元さんは「それぞれが個人の技を磨き、今後に生かせたら」と前を向く

■後進を育てる

 杢元さんがチアリーディングを始めたのは平成18年、早稲田大に入学し、男子チアリーディングチーム「SHOCKERS(ショッカーズ)」の演技に心打たれたことがきっかけだ。

 男子チアは一般的に、筋力を生かした高い跳躍やダイナミックな技を行うことが多い。チームメートの命を預かり、そして自分の命を預ける真剣勝負の世界。ショッカーズに入ると、仲間と目標を達成する喜びから、練習にのめり込んだ。

 21年には世界選手権の日本代表メンバーに選出され、男女混成部門で優勝。大学卒業後もチアリーディングの指導に携わり続けた。

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