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千葉・多古町のブドウでワインを 資金調達順調、生産強化へ

一次発酵が終わり、液体だけにするために、種と皮を取り除く作業=千葉県多古町(船越ワイナリー提供)
一次発酵が終わり、液体だけにするために、種と皮を取り除く作業=千葉県多古町(船越ワイナリー提供)

 昨年、千葉県内で2つ目のワイナリーとして設立された「船越ワイナリー」(多古町)が、地元産のブドウを使ったワインの醸造に向けて本格的に動き出す。インターネットで不特定多数の賛同者から資金を募る「クラウドファンディング」を実施中。調達した資金でブドウの生産強化などに取り組み、「多古ワイン」のブランド確立を目指す。支援額はすでに目標額である60万円の約2倍に達しており、現在85人の支援者を期限の30日までに100人に増やすのが新たな目標だ。

 千葉県発のプロジェクトを支援する「FAAVO千葉幕張」を通じたクラウドファンディングでは、24日午後8時の時点で支援額は118万7400円、支援者数は85人となっている。クラウドファンディングは昨年12月1日に60万円を目指して始まったが、5日目でこれを達成。支援者には金額に応じてワインや山ぶどうジュース、コメなどが届けられる。

 コメ農家らが設立した船越ワイナリーはまず、茨城、山形、岩手の各県産のブドウなどを使ってワインの醸造を始めた。来月上旬から、支援者へのワインなどの発送を始めるという。

 将来的には多古町産のブドウを使ってワインをつくり、原料の生産から加工、販売までを一体的に行う方針だ。すでにブドウの栽培を開始しているが、ワインの原料として使えるようになるには時間がかかる。

 多古町はコメづくりが盛んなことでわかるように、豊かな水源と肥(ひ)沃(よく)な土壌があり、かつてはブドウ農家も多かった。だが、従事者の高齢化や後継者不足により農園の数は減少しているという。

 船越ワイナリーの勝又純一社長は、「多古町の過疎化と離農を食い止めるためにワイナリーを設立した。参加した人それぞれが得意なことを生かすことで、結果として魅力ある街づくりにつながるようにしたい」と話している。

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