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救急車に殺菌作用のオゾン発生器 コロナ対応で 静岡

 英国型の変異種が判明するなど静岡県内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、静岡県は、救急車で患者搬送を担う救急隊員の感染リスク低減のため、全16消防本部に車内で使える感染予防用のオゾン発生器を配備する方針を決めた。生成されるオゾンは殺菌作用を持ち、感染症の拡大防止に一定の効果が期待される。県内で稼働する救急車約170台が対象で、令和3年度予算案に関連経費を計上する。

 救急隊員は新型コロナ感染の疑いがある人の搬送時、医療用マスクと防護服、ゴーグル、手袋で完全装備する。消防庁は救急車内の定期的な消毒や隊員の健康管理を徹底するよう通知。一部の消防署ではビニールシートや間仕切りを装備した感染症患者専用の救急車まで用意している。

 しかし、今のところ若年層を中心に無症状者が多く、119番通報時の聞き取りや症状だけで感染の有無を判断するのは難しい。このため、常に感染リスクと接する救急隊員を守ろうと、従来の対策にオゾン発生器の利用を追加する。オゾンは次亜塩素酸などを使うふき取り消毒と比べて殺菌効果が高いとされ、ふき取り消毒のような手間がかからず、細部まで殺菌できる利点がある。

 県の担当者は「疑わしい症状がなくても救急搬送後にコロナ陽性が分かった患者はたくさんいるし、骨折した患者が陽性だったこともある」と、至近距離で患者に対応する救急隊員のリスクを説明。感染防止対策の強化によって救急隊員の安心・安全を確保する。

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