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日教組の教研集会 政治色薄く オンライン開催で授業例の報告なし 

オンラインで開催された日本教職員組合の教育研究全国集会であいさつする清水秀行中央執行委員長(日教組提供)
オンラインで開催された日本教職員組合の教育研究全国集会であいさつする清水秀行中央執行委員長(日教組提供)

 日本教職員組合(日教組)は23日、第70次教育研究全国集会(教研集会)をオンライン上で開催した。例年は各地持ち回りで会場を設け3日間の日程で行っているが、今年は新型コロナウイルス流行を受け1日に短縮し、コロナ禍に伴う教育課題などを中心に議論した。毎年偏向的な授業実践例の報告が目立つ分科会は行われず、政治色の薄まった異例の内容となった。

 教研集会は午後1時から4時間半にわたり開催。「すべての子供たちの豊かな学びを保障するインクルーシブ(包括的)な学校づくりを」とのアピールを出して閉幕した。

 清水秀行中央執行委員長はオンライン開催となったことについて、「子供と日々接する教職員が一堂に会することは感染拡大のリスクを負う」と説明。その上で昨年春の一斉休校に伴う課題などに触れ、「失われた学びに代わる取り組みを工夫し実践していくことが必要。(教職員の)長時間労働の是正は豊かな学びにも直結した課題だ」と訴えた。

 例年は全国から延べ約1万人の教員が集まり、全体集会や分科会に参加するが、今年は全体集会のみを実施。教員らが教科ごとの課題や人権、平和教育など授業実践例を報告する分科会の開催は見送られた。

 文部科学省によると、平令和元年10月1日現在で日教組に加入する公立小中高校などの教職員数は22万2708人。全教職員約102万人に占める割合(加入率)は過去最低の21・7%で、昭和52年以降、43年連続で低下している。

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