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【編集者のおすすめ】『小さな宇宙ベンチャーが起こしたキセキ』永崎将利著 リスク承知で踏み出す勇気

 コロナ禍で今までの常識は一変しました。ビジネスシーンでも従来の成功体験が通用しなくなっているのに、結果だけが求められるシビアな状況が続いています。そんなときに、失敗するリスクを承知で一歩踏み出すのは勇気がいるものです。つい恐れが先に立ってしまうのが人の常。そんな方にぜひ読んでほしいのがこのビジネス小説です。

 著者の永崎将利さんは宇宙ベンチャーの経営者。宇宙工学の知識も何もない文系出身の永崎さんが、自らの夢を宇宙に託し起業したのは平成29年のこと。社員わずか3人。知識も資金も人脈も不足し、悪戦苦闘を続けながらも、世間一般のニーズと宇宙技術をマッチングさせる「宇宙商社」という、今までにないジャンルを確立するパイオニアとして成長していきます。

 「誰もやったことがない」仕事を作り上げていく軌跡にスマートさはなく、ひたすら泥臭い努力を積み重ねていくしかありません。そのひたむきさは読む人の胸を熱くし、涙を誘います。物語の山場となる、大手商社とのバトルは手に汗にぎる臨場感です。

 本書は、成功者が自らの体験を上から目線で語る本ではなく、最前線で戦う経営者の生の声が詰まっています。永崎さんは「全力で生きた時間の積み重ねこそが未来」と語ります。「必死にあがく日常は続いています。数年後に笑顔で振り返られるかどうかは自分次第」とも。今まさに一歩を踏み出そうとするあなたに寄り添い、励まし、勇気を与えてくれるのがこの本であると確信しています。(アスコム・1500円+税)

 アスコム 池田剛

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