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原発慎重派外し?の憶測に 新潟県知事「レッテル貼るようなことやめて」

県技術委の委員の人選について説明する花角知事=20日、新潟市中央区の県庁(本田賢一撮影)
県技術委の委員の人選について説明する花角知事=20日、新潟市中央区の県庁(本田賢一撮影)

 新潟県の花角(はなずみ)英世知事は20日の会見で、東京電力福島第1原発事故の原因を科学的に検証する県技術委員会の委員の人選について、「レッテルを貼るようなこと(見方)はやめてほしい」と語気を強める場面があった。

 有識者の集まりの技術委は平成24年3月から約8年にわたり、同原発の地震対策や津波対策など10項目について議論を進め、昨年10月、報告書を知事に提出。作業がひと区切り付いたことから、県は今年3月末の任期(2年)を機会に技術委の委員を現状の14人から10人程度に減らし、“通常モード”に戻す方向で調整を進めている。

 県には「70歳以上の委員の任命は極力避ける」という委員会の運営要綱があり、技術委の一部委員を再任しない方向だ。

 この中に原発慎重派が含まれていたことから慎重派外しではないかとの憶測を呼び、「レッテルを貼るのはやめてほしい」との発言につながった。知事は「新しい知見を持つ有識者を加え議論を深めたいという趣旨だ。再任しない委員には、後任を紹介してくれるようお願いしている」と説明した。

 県は技術委などで原発に関する「3つの検証」を進めている。知事は全ての検証結果がまとまるのを待って、東電柏崎刈羽原発(新潟県)再稼働の是非の議論を始めるとしている。

 3つの検証とは、福島事故の原因を技術面から徹底検証し、柏崎刈羽原発の安全性を確認する作業(技術委員会)▽同事故が健康や生活に及ぼした影響を検証する作業(健康と生活への影響委員会)▽原発事故時の安全な避難方法を検証する作業(安全な避難方法委員会)-を指す。

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