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共通テスト1日目、どんな問題が出た? 地歴公民/表やグラフ、史資料を多用 国語/複数文章を読み解く

大学入学共通テストの会場に向かう受験生ら=16日午前、東京都文京区の東京大学(萩原悠久人撮影)
大学入学共通テストの会場に向かう受験生ら=16日午前、東京都文京区の東京大学(萩原悠久人撮影)

 16日に始まった大学入学共通テストでは、前身の大学入試センター試験よりも「思考力・判断力・表現力」が重視された出題となった。変更後の出題傾向は最も注目される点の一つだが、実際にどのような問題が出されたのか。

 地歴公民は全体的に表やグラフ、史資料などが多用され、多角的・多面的な考察力が求められた。特に史料問題は増加傾向にあり、素早く読解できる思考力や判断力が必要とされた。

 世界史Bでは代々木ゼミナールの分析担当者が「多様で目を引くトピックが扱われた」と指摘。その一つに歴史修正などを題材とした小説「1984年」が登場した。関連問題では18世紀に中国が行った大規模な図書編纂(へんさん)事業で、「改竄(かいざん)が組織的に行われた」と説明し、対象図書に掲載された手紙の一節について改竄前後の文章を並べて表示。改竄部分は分かるように線が引いてあり、その意図を図書名とともに答えさせる問題が出された。

 また、国語の現代文では小説の問題本文と別に、小問で作品発表当時の新聞に掲載された批評も示され、複数テキストによる新傾向の問題が出た。河合塾の分析担当者は「出典の小説の欠点を指摘する批評文の内容を確認させた上で、それとは異なる見解についても答えさせる設問」と指摘。ベネッセコーポレーションと駿台予備学校の分析担当者は「発展的思考力も求められている」と説明した。

 英語のリーディング(筆記)については、携帯電話を通じたルームメートとのメールのやり取りや、旅行計画を立てるに当たってネット上でアドバイスを受ける際のやり取りなど、日常で想定される場面を題材にした問題が出された。

 センターによると、1日目は国語や日本史Bなどを除き、多くの科目で問題冊子のページ数が前年度のセンター試験より増えた。

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