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同意得ず患者から採血 研究用、東京・有明病院

 がん研究会有明病院(東京都江東区)は14日、消化器がんを担当する消化器化学療法科の男性医師2人が患者55人から同意を得ずに研究用に採血していたと発表した。厚生労働省は「研究の倫理指針に対する重大な不適合」として同病院を厳重注意した。

 令和元年秋に医師が病院に自己申告して発覚。医師は「診療や出張で忙しく、時間がなかった」などと説明しているという。同病院は患者に説明した上で謝罪した。健康影響は今のところ出ていないとしている。

 研究は血液中に存在するがん組織由来の成分を解析し、診断に活用できるようにするのが目的で、平成30年夏に開始。通常の肝機能検査などで採血する際、研究用にも採血していた。

 採血した患者は256人で、うち116人には通常の手続き通りに採血前に説明して同意を得ていたが、残り140人のうち、55人は同意書が残されていなかった。小口正彦副院長は「職員への教育を徹底し、再発防止に努める」とした。

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