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コロナ禍の入試 会場で体調崩したら 大学入試、現場の対応や救済策は

東京大学の入試の様子=2020年2月、東京都文京区
東京大学の入試の様子=2020年2月、東京都文京区

 三大都市圏などに緊急事態宣言が出された状況下で突入する今年の大学入試シーズンは、16日からの大学入学共通テストが予定通り行われ、各大学の個別試験も現時点で予定通り実施される見込みだ。ただ、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、体調を崩した状態で試験当日を迎えたり、会場で体調が悪化したりする恐れもある。そうした受験生のため、どのような救済策が講じられているのか。

 「チャンスを複数回用意しているので、(当日)現場に来てから具合が悪ければ正直に申し出てほしい」

 萩生田光一文科相は12日の閣議後記者会見で、当日に体調がすぐれなかった場合、無理をして試験を受けないよう強く呼び掛けた。

 同省は新型コロナに感染した受験生らの「受験機会の確保」を繰り返し訴えてきた。感染や休校による学業の遅れを不安視する高校生のため、共通テストでは第1日程(16、17日)と第2日程(30、31日)を設けて選択できるようにした。

 2月以降に本格化する各大学の個別試験でも、追試日程を設けることなどを大学に要請。ほとんどの大学が応じた。共通テストを受けた受験生については、感染などで個別試験を受けられなかったとしても、代わりに共通テストの成績を使って合否判定をする特例措置を定めた大学は多い。

 ただ、前もって追試を選択する判断ができる状況であればよいが、試験当日になって突然、体調が悪化した場合はどうなるのか。

■ ■ ■

 共通テストの場合、会場到着後に症状が出たとき、まずは試験監督者らに申し出るよう要請。別室で医師らが症状を確認後、対応を判断するという。

 判断の際には、各受験生に配布された「受験上の注意」や大学入試センターのホームページにも掲載されている「健康状態チェックリスト」が使われる。確認項目として「A欄」に発熱や息苦しさ、倦怠(けんたい)感、「B欄」に味覚障害や継続的なせきなどが記載され、A欄で1項目以上またはB欄で2項目以上該当する場合、追試を申請するよう求めている。

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