新型コロナで2閣僚死亡 アフリカ南部マラウイ
アフリカ南部マラウイの政府は12日、新型コロナウイルス感染症で閣僚2人が同日に死亡したと発表した。ロイター通信が報じた。
死亡したのはミア運輸・公共事業相とベレカニャマ地方自治相。感染経路は不明だが、昨年12月21日に全閣僚が出席する会合が開かれており、その後に別の閣僚の感染が発覚していた。
マラウイで確認された新型コロナの感染者は計約9千人で、昨年12月後半から確認のペースが加速している。変異種が猛威を振るう南アフリカからの帰国者から見つかる例も多く、政府は警戒を強めている。(共同)