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静岡県「ステージ3」に 飲食店時短要請せず、主因は家庭内感染など

 新型コロナウイルス感染者急増を受け、静岡県は12日、県内の感染状況を国の基準による「ステージ3(感染急増)」に初めて引き上げた。これに伴い、県独自の6段階の警戒レベルも2番目に高い「5(特別警戒)」とした。医師らで構成する感染症対策専門家会議の意見を踏まえて判断し、川勝平太知事が同日の定例会見で明らかにした。

 引き上げの根拠は、国が示した7指標のうち5つがステージ3の目安を上回ったため。帰省などで年末年始に人の動きが激しかったことが要因と考えられる。

 11日までにステージ3の目安を超えたのは、1週間の新規感染者が人口10万人あたり16・2人(国の目安は15人以上)▽1日の全療養者数が同21・1人(同15人以上)▽コロナ対応病床利用率44・6%(同25%以上)▽重症者病床利用率26・7%(同25%以上)▽1週間の新規感染者が先週より増加-の5指標。

 ステージ3では飲食店などに時短営業を要請できるが、川勝知事は会見で、年明けの感染者急増は飲食店よりも、福祉施設や医療機関でのクラスター(感染者集団)、家庭内感染が要因だとして「飲食店だけを対象に要請することは考えていない」と述べた。

 県は、ステージ引き上げに伴う対応方針は14日に発表するとした。感染状況を踏まえた地域ごとの対応、各業界や学校現場への要望などが示される見通し。

 ステージ4(爆発的感染拡大)で発令対象の目安となる緊急事態宣言について川勝知事は「現時点では国に要請することはない」と述べた。ただ、「県東部はステージ4に近づいている。発令中の1都3県の対策を踏まえた対応も必要になる」と語り、地域を限定した夜間外出自粛要請などの強い行動制限を打ち出す可能性も示唆した。

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