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新成人「力を合わせ、コロナ乗り切る」 晴れの日に誓い新た

東京23区では唯一の開催となった「杉並区成人祝賀のつどい」会場に入る新成人ら=11日午後、東京都杉並区(萩原悠久人撮影)
東京23区では唯一の開催となった「杉並区成人祝賀のつどい」会場に入る新成人ら=11日午後、東京都杉並区(萩原悠久人撮影)

 新型コロナウイルスの感染が急拡大する中で迎えた11日の成人の日。全国各地では影響を懸念し、成人式の分散開催や式典を延期する自治体が相次いだ。第3波では30代以下の感染者も多く、若い世代の感染がさらなる感染拡大につながっていると指摘も出ており、20歳の新成人からは「力をあわせて新型コロナを乗り切る」との声が聞かれた。

 全国の市町村で最多の約3万7千人が新成人となる横浜市では会場を2つに分けて、式典が行われた。

 同市中区の早稲田大2年、太田樹希さん(19)は「この1年で急に生活が変わった」と神妙な面持ちで語った。このコロナ禍での日常について「就職活動を行っていても、必要なのは勉強ができることではなくて、変化に柔軟に対応できる力なのだと知った」と話し、対応力のある大人を目指すとした。

 23区内では唯一、式典を対面方式で開催した杉並区。地元の友人と一緒に参加した川村映(はゆ)さん(20)は「この場に来ることよりも、式に伴った集まりの方に感染リスクがあると思う」と話した。式典と一緒に行われる予定だった同窓会は中止になったといい、「(式典の後は)まっすぐ自宅に帰ります」と、旧友たちと時間を過ごすことをあきらめ、ステイホームを守ることを明かした。

 大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われた成人式に参加した会社員、吉村大睦(りく)さん(20)は「コロナに感染しないよう、普段から外食での食事も2~3人までにとどめている」とすでに、求められている行動変容を実践しているという。新成人として「母親ひとりの片親なので、ありがとうという感謝とともに、これからは母を支えられる人間になりたい」ときっぱりと語った。

 東大阪市の新成人代表としてあいさつした近畿大医学部2年の大垣彩佳さん(20)は「私たちがひとりひとり協力し合えば大きな力になる。力を合わせ、新型コロナを乗り越えたい」と語り、将来は「多くの命を助ける医者になりたい」と語った。

 オンライン開催となったさいたま市では、式典の会場となるはずだったさいたまスーパーアリーナで、記念写真の撮影に訪れる新成人の姿も多くみられた。専門学校生、手塚颯心さん(20)は「成人式に出たかった」とさみしそうに話しながらも、今後は「親孝行をしながら自分にできることを地道にやっていきたい」と力を込めた。

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