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【話の肖像画】歌手・郷ひろみ(65)(8)厳しかった母、物静かな父

《父親の存在は》

 もう飲む、打つ、買うが平気の人でしたね。若い頃は短気だったようですが、ただ僕らの前ではそういう姿は決して見せませんでした。人が良く、百パーセント天然で、いつもニコニコしていましたよ。スパルタ教育の母親がいたでしょ。僕ら子供は口ごたえさえできないくらい厳しくしつけられていたので、そういう母親を見ていた父親はいつの間にか物静かに、無口になっていったような気がしますね。

 父親は達筆だったんですよ。尻手駅(JR南武線)の助役時代ですが、駅構内に貼られていた「足元にお気をつけください」などの案内を書いていたんです。昔は電光掲示板なんかない時代でしたから。

 両親はしばらく官舎に住んでいましたが、僕がデビューしてすぐにテレビに出たり、コマーシャルにも出たことで居づらくなったようです。昭和50年ごろかな、引っ越しました。そんなおやじも平成27年1月中旬に他界しました。85歳でした。早いもので今年で七回忌になりますね。(聞き手 清水満)

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