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神奈川県内の自宅療養者死亡 データ入力にミス

神奈川県庁=横浜市中区(高橋天地撮影)
神奈川県庁=横浜市中区(高橋天地撮影)

 神奈川県は8日夜、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だった横浜市に住む一人暮らしの60代男性が死亡したことを明らかにした。死因は、新型コロナウイルスによるウイルス性肺炎。男性患者は医療機関への入院基準を満たしていたが、同市保健所の判断で自宅療養となっていた。

 県によると、男性患者は昨年12月23日に発症し、38度台の発熱が継続した。1月1日に医療機関を受診し、同3日に陽性が判明した。同日時点で、男性患者は療養開始から満10日の療養期間は終了していたものの、医療機関への入院基準は満たしていた。しかし、本人の希望などから、市保健所は自宅療養の措置を取った。

 発生届を受けた県は4日、男性患者の療養期間をさらに3日間延長。同日、男性患者の血中酸素飽和度に通常を大きく下回る値が計測されたが、深夜であったことなどから経過観察とした。しかし、男性患者は5日以降、安否確認のAI(人工知能)コールに応答しなくなり、6日に自宅で倒れているところを親族が発見。病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 男性患者がAIコールに応答しなかったにもかかわらず、職員による電話の安否確認や保健所の自宅訪問などが行われなかった原因として、県は健康観察システムへのデータ入力に漏れがあったためとしている。県は「感染者の激増に(現場の)対応が追いつけなくなっていた。徹底すべきところが徹底できず、関係者の方におわびしたい」と謝罪した。

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