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【編集者のおすすめ】『きっと楽になる家族介護のすすめ』石井統市著 73歳の介護職員がコツ伝授

 「私の失敗も踏まえ多少の知識と介護のコツを理解していただけば、家庭の介護が気分的にも体力的にも楽になると思っています」

 そんな思いから本書を執筆した著者は昭和22年生まれ、いわゆる団塊世代です。長年のサラリーマン生活を終えて68歳の時、介護学校に入学、施設で働いて72歳で介護福祉士に合格。73歳の現在、小規模多機能型居宅介護事業所に勤める現役の介護職員です。

 著者が介護の世界に入ろうとした理由は、52歳のときに両親と同居をして13年間、母親の介護を経験したこと、そして仕事を通じて元厚生労働事務次官で東京大学高齢社会総合研究機構前特任教授の辻哲夫氏と知り合ったことが大きかったそうです。

 辻氏は、超高齢社会の未来に向けた「地域包括ケアシステム」づくりを推進した一人で、超高齢者が爆発的に増えていくこれからの日本社会のあり方に警鐘を鳴らし続けています。同世代の辻氏の「団塊の世代が日本の超高齢社会の中核として、どのような社会貢献をしていけるかに日本の将来はかかっています」との言葉に、著者は背中を押されたといいます(辻氏を含む鼎談(ていだん)を本書巻末に掲載)。

 本書では、著者が「毎日目からうろこが落ちました」という現場での体験をもとに、「家族介護のコツ」を伝授します。介護の基本である老化の理解から、歩行、食事、排泄(はいせつ)、入浴といった具体的な介護の技術などをイラストも活用してわかりやすく解説します。家族介護の実践書としてぜひお役立てください。

 (財界研究所・900円+税)

 『財界』常務取締役 芝原公孝

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