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【就活リサーチ】今年の就職活動、気になる費用は?

 新型コロナウイルスの流行が、大学生の就職活動にさまざまな変化をもたらしています。感染拡大を防ぐため、企業が会社説明会を延期したり、採用活動自体を一時中断したりして、大きな混乱が生じました。業績の不透明感から、引き続き採用抑制の動きもあり、売り手市場から一転、厳しさもうかがえます。

 そんな中、学生にとって良い変化もいくつかありました。一つは就活費用の減少です。ここ数年はおよそ13万~14万円台で推移してきましたが、令和3年春卒業予定の大学生・院生にかかった費用を聞いたところ、9万7千円余りとなり、前年比で4万円近く下がっていました。平均額が10万円を切るのは平成21年に就活費用を調査し始めて以降、初めてのことでした。

 最も大きな減額が見られたのは交通費で、6万円台から3万円台に。コロナ禍の影響で就活のオンライン化が急速に進んだことで、移動に伴う費用は一気に減少しました。学生からは「4月以降、説明会も面接もオンラインが主流になり、想定よりも交通費を節約できた」「緊急事態宣言でアルバイトにも入れなくなったので、本当に助かった」などの声が聞かれました。

 企業も恩恵を受けました。昨年の採用活動では企業の約7割がセミナーや面接をオンラインでの実施に切り替えました。実施企業の声を聞くと、「会場の確保や当日の運営業務がなくなり、効率的に採用活動を行うことができた」「日程調整が比較的容易で、出席率が上がった」「地方学生の応募が増え、幅広い学生を集めることができた」など良い面が多く挙がりました。その一方で、不安の声も聞こえました。「オンラインでは社風を伝えにくいと感じた」「対面よりも相互理解を深めるのが難しく、マッチングの精度に不安がある」などです。

 そのためか、最終面接は対面でという傾向がみられました。今年春卒業予定の大学生・院生に内定企業の面接形式を聞いたところ、初期段階はオンラインでの実施が大半を占めていましたが、最終面接では対面が5割を超えました。このあたりに、やはりできるだけ対面で会いたいという企業の本音が見えます。

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