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「一生に一度」落胆する新成人…レンタル振り袖進呈のサービスも登場

成人用の晴れ着を取り揃えている「京都きもの友禅 GINZA PREMIUM SALON」=6日、東京・銀座(酒巻俊介撮影)
成人用の晴れ着を取り揃えている「京都きもの友禅 GINZA PREMIUM SALON」=6日、東京・銀座(酒巻俊介撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏の1都3県に緊急事態宣言が再発令されるのを受け、多くの自治体で成人式を延期したり、規模を縮小したりする動きが広がっている。かれんな振り袖姿を披露する機会を失った新成人からは落胆の声が上がり、直前の発表で対応を余儀なくされた関係者からは恨み節も漏れる。

■「コロナでキャンパスライフも…」

 「成人式は一生に一度。同級生と一緒に参加できないのは残念」。東京都小金井市に住む国立大1年の女子学生(20)は、こう打ち明けた。同市は当初、11日に市内のホールで成人式を行う予定だったが、緊急事態宣言再発令の動きを受けて、オンラインでの開催を決めた。

 この女子大生は、母親が成人式で袖を通した晴れ着を仕立て直し、式典で同級生に見てもらうことを楽しみにしていたという。母親は「コロナで大学生らしいキャンパスライフを送れず、人生の節目である成人式に参加する機会も奪われたが、めげないで頑張ってほしい」と娘を気遣った。

 さいたま市も、さいたまスーパーアリーナで11日に行う予定だった成人式を中止し、オンライン開催に変更すると発表。市内にある美容室は、休日返上でキャンセルの対応に追われた。

 同市の今年の新成人は約1万3千人。当初は式典を2部制とし、時間を短縮して開催予定だったが、今後も開催のめどが立たないため、延期にはしなかった。美容室の男性代表(61)は「客の都合でキャンセルするわけではないので、契約したヘアメークや着付けの料金は全額返金する。延期ではなく直前の中止発表で、補償もない。市の対応には心が感じられない」と声を落とした。

■「袖通し、着物に親しんで頂けたら」

 一方、着物の販売やレンタルを手がける京都きもの友禅(東京都中央区)では式典が中止またはオンライン開催になった場合、レンタルした振り袖一式を進呈するサービスを実施。振り袖の購入者には金額に応じて商品券を進呈する対応を取っている。

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