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神奈川、千葉を引きずり込んだ小池氏 西村経済再生相がターゲットに

 西村氏は小池、大野両氏との面会を決断。最終的に神奈川と千葉も、面会時に政府に出す要望書で、緊急事態宣言の発令を直接求める都案ではなく、宣言を「検討」するよう求めると表現を弱めることを確認したうえで相乗りを決めた。

 当事者となったある知事は「なぜ西村氏は面会に応じたのか。あれがなければ小池氏の誘いには応じなかった」と首をかしげる。西村氏をよく知る自民党重鎮は「専門家の意見をじかに聞く西村氏は発令に傾いたのだろう」と語る。ただ、西村氏も2日、3時間以上の話し合いの末、小池氏に午後8時までの時短要請を受け入れさせた。

 ある知事は「小池氏は自分が傷つかないように動いている。宣言が成功すれば『自分が主導した』といえるし、失敗すれば『自分はいったが国が何もしなかった』となる」と嘆息した。

 小池氏が早く時短要請を受け入れていれば、感染者の急増を防ぎ、宣言を発令しなくても済んだのでは-。政府高官にはこうした苦い思いもにじむ。コロナ対策をめぐる批判は政府に向けられがちだ。この高官は「どっちに責任があるのかとなれば政府にもやるべきことがあったといわれてしまう」と続けた。(大島悠亮、千田恒弥)

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