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【話の肖像画】歌手・郷ひろみ(65)(2)原点回帰と20年ぶり快挙

 《『お嫁サンバ』『よろしく哀愁』『哀愁のカサブランカ』『GOLDFINGER’99』『2億4千万の瞳』など全21曲にファンは歓喜した。過去105枚のシングルで約1300万枚を売り上げている。最新曲『ウォンチュー!!!』(令和2年7月発売)への思いは?》

 50年を迎えて原点に返るべきかなと。いろいろ試行錯誤して、「僕の原点は歌謡曲だよな、じゃあ歌謡曲っぽく」を意図して作りました。最初はタイトルも違ったんです。僕がずっと音を聞いていて、前奏でリズムを刻む“間”の部分にシャウトじゃないけど、歌謡曲っぽく何かを一発入れたかった。聞いているうちに“間”の部分に“ウォンチュー”というふうなシャウトが聞こえた。「それを入れたら歌謡曲っぽくなるな、それがいい」ということで、結局タイトルもそうなった。

 半分懐かしさも出しながら、今のサウンドも入れて盛りだくさんにしたんです。間奏も最初に上がってきたものと違って、ラップっぽくして、今と昔をミックスさせて歌謡曲だけによりすぎていない。歌謡曲も感じるけど今もある。そのあたりは、かなり意図して作り込みました。ダンスを含めてライブでも映えるアップテンポの作品になっていると思います。

 《最新曲は平成12(2000)年の『なかったコトにして』以来、20年ぶりの音楽誌総合チャートトップ10入り。還暦を過ぎた日本の歌謡曲出身の男性歌手としては初の快挙だった》(聞き手 清水満)

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