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「想定外の急増」 大みそかの都庁に衝撃 医療機関の負担、深刻に

報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事。都内で新たな新型コロナウイルス感染者数が初めて1300人超となったことが分かった=31日午後2時34分、都庁
報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事。都内で新たな新型コロナウイルス感染者数が初めて1300人超となったことが分かった=31日午後2時34分、都庁

 「想定外の急増だ」。31日、東京都で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数がそれまでの最多を400人近く上回る1337人となり、都庁に衝撃が走った。12月30日の都のモニタリング会議で医療提供体制が「危機的状況に直面している」との懸念が示されたばかりだが、31日時点の重症者数も30日から4人増えて89人に。手薄になるとされる年末年始の医療機関の負担が、さらに深刻になった格好だ。

 「一気に1300人を超えるとは思わなかった。それだけ新型コロナの市中感染が広がっているということだ」。都幹部は、それまで最多だった12月26日の949人、そして30日の944人を大幅に上回る新規感染者数に驚きを隠せない様子で話した。

 別の幹部も「いずれ千人を超えると考えていたが、この跳ね上がり方は想定外だ」という。一方、都関係者は「年末で医療機関からの報告が集中した可能性がある」との見方も示した。

 11月19日のモニタリング会議では、当時の感染傾向が4週間継続すれば新規感染者数が千人を超える可能性に言及し、都はその規模を想定して病床や、軽症者ら向けの宿泊療養施設の確保を進めてきた。

 しかし、感染者急増で医療機関の受け入れ体制は逼迫(ひっぱく)している。12月30日のモニタリング会議では、調整の難航で入院が翌日以降にずれ込む待機患者が多数発生している上、重症病床の診療体制確保のためには通常医療を行っている医師、看護師に対応してもらう必要があり、救急の受け入れや予定手術の制限などを余儀なくされている医療機関があると指摘している。

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