PR

ライフ ライフ

帰省・会食NG、若者にも厳しく…小池知事、懸命の訴え届くか

モニタリング会議で発言する東京都の小池百合子知事=30日午後、都庁
モニタリング会議で発言する東京都の小池百合子知事=30日午後、都庁

 「年末年始は感染拡大を食い止められるか否かの分水嶺(ぶんすいれい)」-。東京都内で過去2番目に多い新型コロナウイルス感染者が報告された30日、小池百合子知事は臨時記者会見を開き、危機感を強調しながら、徹底した予防対策を求めた。感染リスクが高まるとされる冬の寒さに加え、感染力が強いとされる変異種が国内で確認されたことに「最大級の警戒」が必要とも指摘。特に感染が目立つ若い世代に対して当面は夜間の外出を控えるよう呼び掛けた。

 小池氏は臨時記者会見を開いた理由について「いま、重要な局面にあるから」などと説明。国に緊急事態宣言を要請するような状況を回避するため、人の流れを抑え、接触を避けることが重要と指摘した。

 具体的な取り組みとして「忘年会・新年会は今回はなし」「会食は絶対になし」「帰省もなし」を挙げた。初詣は感染状況が落ち着くまで待つよう求め、「命を優先してください。お祝いごとや楽しみが年末年始はたくさんあるはずだが、今回はあきらめてください」と呼び掛けた。

 また、企業や官庁、学校向けとしては「『飲み会なし』を呼び掛けてほしい」と述べ、テレワークやオンライン授業の強力な推進を要請した。

 同日、行われたモニタリング会議では最近の感染者の年代別で20代が最多で30代が続いていることが改めて報告され、無症状や、症状の乏しい感染者の行動範囲が広がっていることへの懸念が示された。小池氏は若い人でも入院、重症化するケースがあることを挙げ、「若い人に特に申し上げたい。コロナを甘く見ないでください」と強調した。

 一方、英国や南アフリカに滞在歴がある人の変異種感染が空港検疫などで判明したことを受け、都は「東京iCDC(東京感染症対策センター)」に専門家のチームを発足。都内での感染状況を把握するため、遺伝子解析などを進める。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ