PR

ライフ ライフ

福袋商戦、早くも過熱 感染拡大で「初売り」前倒し

イオンモール与野は初売りを前倒しした「福売り」を始めた=12月29日午前、さいたま市中央区(中村智隆撮影)
イオンモール与野は初売りを前倒しした「福売り」を始めた=12月29日午前、さいたま市中央区(中村智隆撮影)

 小売り各社の福袋商戦が早くも過熱し始めた。新型コロナウイルスの感染状況が悪化する中、正月の混雑を避けるため、「初売り」を年末から開始したり、福袋を予約販売制にする店舗が多いためだ。買い物客が売り場にひしめく年明けの風物詩は大きく様変わりするかもしれない。

 イオンモールは、感染拡大を受けて「安全に安心して、ゆっくりと買い物を楽しむ『新しいお正月』を提案する」とのキャッチフレーズを掲げ、全国の店舗で初売りの開始を年末にずらした。

 イオンモール与野(さいたま市中央区)では29日、初売りを前倒しした「福売り」が始まった。朝の開店と同時に福袋を買い求める人たちが売り場のいたるところに列を作ったが、例年の元日の初売りほどの人出ではなかった。

 同市西区の40代の女性会社員は、たくさんの福袋を抱えて「分散できているようでいいと思う」。営業マネジャーの杉山邦章さんは「混雑具合は想定内だ。『密』の分散がうまくいった」と胸を張った。「福売り」は来年1月4日まで実施する。

 一方、高島屋大宮店(同市大宮区)は今月2日から福袋の予約受け付けを始めた。来年1月4日から店頭で受け取ることができる。例年は1月2、3日に実施している店頭での販売は取りやめる。

 福袋は「縁起物で、百貨店販売の象徴」(担当者)であるだけに、「密」を避ける販売の方策を模索し、事前予約制にしたという。

 伊勢丹浦和店(同市浦和区)も今月2日から福袋の予約を受け付け、来年1月2日から店頭で手渡す。2日と3日は店頭での福袋販売も行うが、例年よりも規模を縮小する。担当者は「購買の分散を促す対応をとった」と話している。

(中村智隆)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ