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新年からレジ袋禁止条例 京都・亀岡が全国初

紙袋の使用やエコバッグ持参を呼びかけるユニクロ亀岡店=京都府亀岡市
紙袋の使用やエコバッグ持参を呼びかけるユニクロ亀岡店=京都府亀岡市
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 全国初のプラスチック製レジ袋の禁止条例が来年1月1日、京都府亀岡市で施行される。海洋プラスチックごみの問題を解決する糸口になるのか。事業者も代用の紙袋を準備するなど、官民一体となった取り組みに注目が集まっている。(井上裕貴)

 「いつもエコバッグを持ち歩くようにしています」

 レジ袋禁止を目前に控えたユニクロ亀岡店。買い物に訪れた市内の60代無職女性はこう話し、持参した袋に購入した商品を入れる。レジカウンターに並ぶのは1枚10円の紙袋で、店員が環境対策への理解を呼びかける。

 同店では昨年9月以降、プラ製レジ袋から紙袋に切り替えを進め、布製エコバッグも販売。同様の取り組みは全世界の店舗で行い、商品の包装も可能な限り紙製を使うなど、プラごみの削減に貢献している。担当者は「環境への負荷を最小限にできれば」と話す。

 プラ製レジ袋禁止条例がスタートする亀岡市では、小売店でのプラ製レジ袋の提供について有償無償を問わず禁止し、代用の紙袋などの有料化を義務付ける。6月からは違反した事業者名を公表する罰則も施行される。

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 市民の反応は「慣れれば抵抗がなくなると思う」「急な買い物で袋がないのは不便」とさまざま。それでも、市民807人を対象にした調査では条例に「賛成」「どちらかといえば賛成」との回答が72%と、条例の趣旨はおおむね理解が得られているようだ。

 亀岡市では約15年前、観光名所、保津川で遊覧船の船頭らが始めた漂着ごみの清掃活動をきっかけに、海に流出するごみ問題に取り組んできた。

 平成30年には、令和12年までに使い捨てプラスチックからの脱却を目指す「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を掲げた。この一環として昨年8月、全国に先駆けてレジ袋の有料化を実施。その結果、市内で使われたレジ袋は有料化前の74万枚から8万枚に減少し、54%だったエコバッグの普及率も今年10月には88%に達した。

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