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首相「静かな年末年始」呼びかけ 重症病床1床に1500万円補助

記者会見に臨む菅義偉首相=25日午後、首相官邸(春名中撮影)
記者会見に臨む菅義偉首相=25日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉首相は25日、記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「静かな年末年始を過ごしていただきたい」と呼びかけた。感染防止対策の強化に向けた特別措置法改正案の早期成立に向け、野党に協力を求める考えも表明。英国で感染が広がる新型コロナ変異種への対策に関しては「南アフリカに滞在歴のある外国人も、英国と同様に入国拒否の対象にする」と説明した。

 首相は現在の感染状況について「東京都内の人出はほとんど減っていない。このままではさらなる感染拡大が避けられない」と危機感を表明。医療体制の逼迫(ひっぱく)を防ぐため、重症者病床1床につき1500万円を補助すると説明した。

 政府は25日にこの関連経費を含む4862億円の予備費支出を閣議決定し、都道府県が飲食店などに営業時間の短縮を要請した際に協力金として活用できる地方創生臨時交付金に2169億円を充てるほか、医療機関の支援強化策には2693億円を使う。

 また、都道府県知事による営業時間短縮の要請に応じない飲食店への罰則を盛り込んだ新型インフルエンザ等対策特措法改正案については、新型コロナ対策分科会で「早急に検討を進める」と説明。来年1月召集の通常国会での早期成立に向けて「各党の提案をいただきながら進めていく」と述べた。

 一方で、緊急事態宣言を再発令しない状態での感染防止に関しては「私自身は可能だと思っている」と強調した。

 衆院解散・総選挙に関しては「当面はワクチン接種も含めた新型コロナ対策に全力で取り組んでいきたい」と早期の決断に慎重な考えをにじませた。自身が自民党の二階俊博幹事長らと大人数で会食した問題については「深く反省をしている」と頭を下げた上で「できる限り会合は控えていただきたい」と訴えた。

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会でホテルに支払う費用の不足分を補填(ほてん)した問題に関しては「安倍氏は記者会見し、国会で説明している」と述べ、説明責任は果たしたとの考えを示した。

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