北海道で8人死亡、97人感染 函館の薬局でクラスター
北海道と札幌、旭川、小樽、函館の各市は25日、道内で新型コロナウイルスに感染した8人が死亡し、新たに97人の感染が確認されたと発表した。道内の1人当たり感染確認数が100人を下回るのは今月22日の74人以来、3日ぶり。同16日も86人と2桁にとどまっており、新規感染者の減少傾向がみられる。
函館市では25日、新たに薬局でクラスター(感染者集団)が発生した。同市のクラスターは11月の飲食店に続き2件目。同市によると、感染者は薬剤師を含む従業員10人で、利用客に濃厚接触者はいない。
札幌市では25日、病院のクラスター2件が収束し、未収束の病院クラスターは11件に減少した。
道内の死者は計423人、感染者は延べ1万2715人(実人数1万2681人)となった。
25日に死亡が確認されたのは、札幌市4▽旭川市1▽道公表分3-の計8人。新たな感染者は、札幌市46▽旭川市2▽小樽市2▽函館市5▽道公表分42-の計97人。