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バンジージャンプも取りやめ…成人式、茨城5市が中止

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、茨城県北地域を中心に5市が成人式の中止を決めた。秋に延期する自治体や、新型コロナの簡易検査キットを事前配布して陰性を確認した上で実施するところもあり、各地で対応が分かれている。

 茨城県教育委員会によると、24日時点で中止を決めたのは北茨城▽日立▽高萩▽常陸太田▽筑西の5市。結城市は11月6日に延期する。

 県内自治体で最初に中止を決めた常陸太田市では、約350人が参加予定だったが、県外約20都県から新成人が集まるため感染拡大の防止が困難と判断。市の観光名所「竜神大吊橋」で日本一高いとされるバンジージャンプに挑戦する恒例行事もなくなった。

 県北最大規模の約1600人が参加予定だった日立市も、約3割の新成人が県外在住者のため感染拡大の可能性を踏まえ、中止に踏み切った。県北では人口減少に伴い、新成人が進学や就職で転出しているケースが多く、高齢化率も高い。各自治体は、無症状の若者から、重症化や死亡リスクが高い高齢者に感染が広がることを懸念している。

 また、これまで県北6市町の新型コロナ感染者数は、県内全体の約3%を占めるのみで、地域内の感染に対する警戒感は極めて強い。県北が地盤の県議の1人は「感染者の身元がすぐに広まってしまう地域のため、必死で感染防止対策に努めている」と語る。

 一方、一部の自治体では新成人に対し、着付けなどのキャンセル料や感染症対策への協力金としての給付金支給を検討中だ。北茨城市は、新成人全員に一律2万円の「成人祝特別定額給付金」を支給することを決めた。つくばみらい、大洗、境の3市町は、新成人に新型コロナ抗原検査キットを事前に送付して対処。式の前日か当日に自分で検査し、陰性結果を撮影した写真を会場受付で示して入場してもらうという。

 各自治体で対応が分かれる中、大井川和彦知事は24日の記者会見で「県としては実施の有無は各市町村の方針で決めていただく」とした上で「個人的には一生に一度の行事なので、なるべく思い出を作れる方向で工夫してほしい」と述べ、感染防止策を徹底した式典開催に期待感を示した。

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