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千葉県の営業時短要請に飲食店「時期が悪い」 一律の協力金に不満も

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、千葉県は23日から来年1月11日まで、県北西部の東葛地域と千葉市の計12市で酒類を提供する飲食店に対し、午後10時から翌午前5時までの営業自粛を要請した。対象地域の飲食店からは、仕方ないとする意見が出た一方、協力金のあり方や年末年始という時期に対する不満の声も上がり、時短に踏み切るかの判断も分かれている。

 時短要請に応じた千葉市中央区の焼き鳥屋「横浜天下鳥」千葉中央店の店長、大原秀明さんは「1年で最も売り上げのある時に要請されるとは」と肩を落とす。通常の営業時間は午後5時から翌午前7時までだが、午前11時から午後10時に変更した。

 対象地域で居酒屋2店舗を経営する戸沢正真さんも、「要請するのなら、もう2週間くらい早くしてほしかった」と話す。戸沢さんは同県船橋市の店舗では要請に応じるが、千葉市の店舗では今まで通り午前3時まで営業を続けるという。

 全期間で要請に応じた店舗に対しては、協力金として一律80万円(1日当たり4万円)が支払われる。だが、戸沢さんの千葉市の店舗は約100席との規模が大きく、「1日4万円の協力金では従業員の給料も払えなくなってしまう」と打ち明ける。「協力金は一律ではなく、納税額に応じて額を決めるなど、工夫してほしかった」と語った。

 また、松戸駅西口のもつ焼きが人気の飲食店「かがやす」(同県松戸市)の山口泰央社長は、「これまでは『求めっ放し』だったが、今回は協力金が出るということで、前進したと思う」と評価し、時短要請に応じる考え。だが一方で、「深夜の閉店が新型コロナ対策にどこまで効果があるか疑問だ。感染は夜に限らないと思う」と話した。(長橋和之、江田隆一)

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