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英“隔離”が生活に影 物流混乱 食料不足も警戒

利用客の姿がほとんどなくなった英ヒースロー空港=21日(ゲッティ=共同)
利用客の姿がほとんどなくなった英ヒースロー空港=21日(ゲッティ=共同)

 【ロンドン=板東和正】英国での新型コロナウイルス変異種の感染拡大で、英BBC放送によると、欧州や中東、アジアなど50以上の国・地域が22日までに、英国からの入国・入域制限を決めた。英仏間の渡航停止に伴う物流の混乱も起き、英国では“隔離”状態による市民生活への影響が警戒されている。

 英仏間では21日、フランス政府が英国からの渡航を48時間停止した影響で、英国と欧州大陸を結ぶ高速鉄道ユーロスターが運行を止めた。英仏海峡の英側にあるドーバー港からのフェリーの運航も原則、停止している。ドーバー港周辺ではトラックの渋滞が発生し、22日には1500台以上のトラックが列をなした。

 英仏海峡は物流の大動脈で、英国と欧州連合(EU)の貿易量の半分以上が経由する。英国では物流の混乱でEUから輸入される食料品などが不足する恐れが出てきた。

 英スーパー大手のセインズベリーは、クリスマスまでに十分な量を仕入れているとする一方、数日以内に渡航停止が解消されなければ、レタスやブロッコリーなどの生鮮食品が「品薄になる」(広報担当者)と説明。ロンドンでは市民による買いだめの動きが広がりつつある。

 ジョンソン英首相は21日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、英仏間の渡航再開について協議。近く再開計画を発表する方向という。ジョンソン氏は「変異種への不安は理解できるが、トラックの車内に1人で座る運転手から感染するリスクは非常に低い」と述べ、仏側の対応に懸念を示した。

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