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コロナ入院・重症者「最終段階」地方に拡大

 新型コロナウイルス感染症の入院患者や重症者の数が専門家の想定していた最終段階に達する自治体が急増し、地方にも拡大している。各都道府県は想定する入院患者や重症患者の増加段階に応じ、確保する病床数を定めており、今後も増加が続けば病床の確保計画の見直しを迫られる可能性がある。

 各都道府県は6月時点の感染拡大のシミュレーションを基にピーク時までに想定される入院患者、重症者、宿泊療養者の数の推移を弾き出し、感染拡大初期からピーク時に迫る最終段階まででそれぞれ2~6段階に分けた。確保すべき病床数はこうした段階に応じて定められている。

 厚生労働省の集計によると、第3波に入ったとみられる11月4日時点で、入院患者数や重症者数が最終段階に達していたのはゼロ。最終段階の1つ手前の段階に達していたのは重症者数が京都など7府県、入院患者数が9都府県だった。

 だが、同18日時点になると、京都と大阪がいずれも最終段階に到達。最新の今月16日時点では、重症者数が最終段階に達したのが12都府県、最終段階の1つ手前が17道県。入院患者数は13都府県が最終段階に突入していた。

 想定の重症者数が最終段階に達した自治体をみると、当初は大都市圏が中心だったのが、16日時点では岐阜や愛媛など地方にも拡大した。最終段階の1つ手前の段階に達した自治体には、これまで比較的感染者数が少なかった岩手や山形なども含まれていた。

 重症者数や入院患者数が想定の最終段階に達するなかで病床も逼迫(ひっぱく)。政府の新型コロナ感染症対策分科会がステージ4(爆発的感染拡大)の指標の一つとする「感染ピーク時の確保想定病床や重症者用病床の使用率50%以上」に16日時点で7都道府県が達している。(荒船清太)

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