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「効果示さず納得できない」 千葉県宿泊施設も打撃

 政府が14日に発表した、観光支援事業「Go To トラベル」の利用一時停止。停止期間は今月28日から来年1月11日までで、年末年始の需要増を見込んでいた千葉県内の宿泊施設にとっても、大きな打撃となりそうだ。

 明治32(1899)年から続く南房総市の老舗旅館「魚拓荘鈴木屋」は昨年9月の台風被害で休業、今年の7月にようやくフルオープンした。Go To トラベルの効果もあり、ようやく売り上げが例年並みになったところでの一時停止に、4代目の鈴木健史さんは「やっと食べられるようになったところで、一時停止はかなり厳しい」と悲痛な声で話す。「一時停止で感染者をどのくらい減らせるという数字を示してくれるのなら納得できるが、どれだけ効果があるのかもわからない。同行する人数を制限するなどの方法もあったのではないか」と語った。

 日本で最も早い初日の出を目当てに、毎年多くの観光客が訪れる銚子市。同市内の旅館の従業員も「一時停止の発表から既に100件以上のキャンセルが出ており、問い合わせへの対応に追われている」と悲鳴を上げる。例年は多くの観光客が押し寄せ、「出勤するのも大変なくらいだ」という12月31日さえも、空室が出ている状況だという。「影響はかなり大きい。もう少し早く一時停止をして、年末年始には解除していてほしかった」とため息をつく。

 6月に一宮町にオープンした「ホテルくじゅうくり」の杉本春枝総支配人も「キャンセルや問い合わせの電話がかなりある」と話す。「一時停止のタイミングもキャンセルへの補償も、政策に一貫性がなく、振り回されている印象だ」と戸惑いを隠せない様子で話した。(長橋和之)

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