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「佐野黒から揚げ」がベジタリアン仕様に 高校生が大豆ミート使い独自開発

ベジタリアン向けの「佐野黒から揚げ」を開発した栃木県立佐野松桜高校の生徒たち =佐野市出流原町の同校(川岸等撮影)
ベジタリアン向けの「佐野黒から揚げ」を開発した栃木県立佐野松桜高校の生徒たち =佐野市出流原町の同校(川岸等撮影)

 栃木県佐野市の新たなB級グルメとして認知が広がっている「佐野黒から揚げ」を盛り上げようと、県立佐野松桜高校(同市出流原町)家庭科の生徒が、ベジタリアン向けの独自レシピを開発した。大豆ミートを使い試行錯誤を重ね、まるで鶏そのものの食感を生み出した。レシピを公開し、外国人を含めたベジタリアンに佐野黒から揚げの魅力を知ってもらうほか、市民の健康づくりに役立ててもらう。

 佐野黒から揚げは3年前に市民団体が開発。ソース味の新たな鶏のから揚げとして人気を集めている。

 同校家庭科が昨年の文化祭で地元食材の佐野黒から揚げを試作、販売したところ好評だった。宗教上の理由や生活習慣の違いなどで肉を口にしない外国人にも新たな佐野名物を味わってもらおうと、今年9月から開発作業に入った。

 主材料は大豆ミートで、大豆の臭みを抜くため昆布だしで戻した。佐野黒から揚げの持ち味である「カリッ」とした食感を出すために片栗粉でなく、強力粉と薄力粉を混ぜて使用。人工甘味料を使用していないソースを使うなど試作を繰り返し、本物の味に仕上げた。

 佐野黒から揚げの普及を目指す合同会社「e街佐野奉行所」で審査。30件目の佐野黒から揚げとして見事認定された。

 開発した生徒の一人、同高3年の大川有利沙さん(18)は「みんなで協力し合って開発し、100点満点の出来。2度揚げしてあるので冷めてもおいしい」と満面の笑み。指導した熊倉厚子教諭(45)は「生徒が本当に頑張った。地域貢献に寄与できれば」と話している。

 佐野奉行所関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大が飲食店などに影響を与える中、新たな味として地域活性化にもつながるはず」と期待を込めている。(川岸等)

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