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飲食店へ感染対策支援、自治体が強化 静岡市は「夜間臨店」浜松は間仕切り費補助

静岡市葵区の静岡市役所
静岡市葵区の静岡市役所

 静岡県内で飲食店を中心に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が多発する中、静岡市などは飲食店の利用増加が見込まれる年末をにらみ、店舗が行う感染防止策への支援を強めている。

 静岡市は14日夜、葵、駿河両区内の接待を伴う飲食店や、カラオケ設備のある飲食店を市職員が訪問する「夜間臨店」に乗り出した。感染防止対策の取り組み状況を確認するのが目的で、28日までに約170店を巡回する予定だ。

 この日、葵区の会員制バーを訪れた市職員は、換気対策や消毒などについて細かくチェック。オーナーの佐藤若江さんは「換気は1時間に何回かドアを開放する。座席には加湿器も置いている」などと説明した。

 田辺信宏市長は10日の記者会見で「市内で発生したクラスターの大半は感染防止対策が不十分だった」と述べ、危機感を募らせている。感染が広域に拡大すれば、飲食店の営業時間短縮要請にも発展しかねないだけに、夜間臨店のほか、飲食店従業員のPCR検査で、最悪の事態を回避したい考えだ。

 一方、浜松市は、飲食店の飛沫(ひまつ)感染防止策として間仕切りの購入費助成制度を新設し、14日から受け付けを始めた。対象は市内の飲食店事業者。10日以降、店内のカウンターやテーブルの上に設置した間仕切りの購入費の半分以内(上限20万円)を補助する。期間は来年2月28日まで。

 同市はこれまで、間仕切り購入費も含めた3密対策支援事業制度を創設していた。しかし、高額な空気洗浄機や換気扇などの購入で補助上限(30万円)に達してしまうため「間仕切りまで対応できない」という飲食店などの声を踏まえ、間仕切りに特化した支援制度を追加で設けた。

 鈴木康友市長は10日の記者会見で「(店内で)飲食時以外にマスクを着用してもらうのは現実的に難しい面があるので、最も効果的な間仕切りの設置促進で感染を防ぎたい」と話しており、てこ入れを図る。

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