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「お使いよく頑張った」 はやぶさ2のカプセル到着 大漁旗に沸く相模原

はやぶさ2のカプセルを載せたトラックを万歳で出迎える津田雄一教授(手前右から3人目)らJAXAの関係者=8日午前、相模原市
はやぶさ2のカプセルを載せたトラックを万歳で出迎える津田雄一教授(手前右から3人目)らJAXAの関係者=8日午前、相模原市

 「お帰り」「よくやった」。小惑星リュウグウの試料が入ったとみられる探査機「はやぶさ2」のカプセルを乗せたトラックが8日午前10時半ごろ、相模原市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所に到着すると、待ち構えていたチームメンバーや職員などから歓声が上がり、拍手が渦巻いた。

 試料の「大漁」を祈る大漁旗が掲げられる中、カプセルを入れた専用の容器がトラックの荷台から下ろされ、台車を使って慎重に研究棟へ搬入された。責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「ほっとした。夢みたいです」と安堵(あんど)の表情。はやぶさ2にかけたい言葉を問われ「お使いをよく頑張ってくれました。ありがとうと言いたい」と語った。

 午後からの記者会見で、国中均所長は、コロナ禍の影響で「実は12月の帰還を延期することも頭をよぎった。だが、JAXAの本来業務を万難を排して全うすべきと考え直した」と明かした。そして「創意工夫を凝らし、はやぶさ2の性能を最高に引き出してくれた」とチームをねぎらった。

 津田さんは、はやぶさ2の成果がもたらす社会的な意義について「発生する確率は低いが、起きたら大きな被害をもたらす隕石(いんせき)や小惑星との衝突から地球を守る研究が重要だ」と指摘。それには小惑星の理解が基本だとして「われわれは世界の先頭を走っており、いい力を出せるのではないか」と語った。

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