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カプセル分離、「だるまで祈願」 はやぶさ2

記者会見するJAXAの津田雄一教授=4日午後、神奈川県相模原市
記者会見するJAXAの津田雄一教授=4日午後、神奈川県相模原市

 「チーム関係者や支援をいただいた方のおかげで、ここまで良い状態で来ることができた。最後の日も、この状態できちんと迎えたい」。はやぶさ2の責任者、津田雄一プロジェクトマネージャは4日の記者会見で、決意を語った。

 ここまでは全て順調に進んできたが、今後起きる可能性のあるリスクを問われると「大半の操作については予行演習を行ったが、カプセル分離は行うことができないので、分離できない事態は考えられる」と話した。

 その場合、機体は次の小惑星に向かうのを諦め、「苦渋の選択だが、カプセルと一緒に地上に着陸させることになる」という。

 カプセル分離に成功しても、位置を示す電波を発信できなかったり、降下速度を緩やかにするパラシュートが開かなかったりする事態が考えられる。電波を発信できなかった場合はドローン(無人機)で地上をくまなく撮影することで探せるが、パラシュートが開かずカプセルが地面に激突した場合、試料を正常な状態で回収できない恐れがある。

 そうならないように、津田氏はカプセル分離の操作を行う前に、管制室に飾ってあるだるまに目を入れる予定だという。

 「今は両目とも入っていないが、分離直前に目を一つ入れて成功を祈願する。そして、無事にカプセル回収が成功したら、もう一つの目を入れて、チームのメンバーと喜び合いたい」

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