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120度の高温に特殊な微生物群 高知・室戸沖で海底掘削調査

 海洋研究開発機構などの研究チームは、高知県・室戸岬沖で海底下約1200メートルまで掘削調査し、高温かつ高圧の過酷な環境に生息する微生物群を発見したと4日付で公表した。温度は約120度に達し、高温でも生きられる特殊な微生物の仲間とみて種の特定を進める。

 チームの稲垣史生・海洋機構マントル掘削プロモーション室長(地球微生物学)は「生物の分布は、さらに深い所まで広がっている可能性がある。検証を進めたい」と話した。

 海洋機構の探査船「ちきゅう」を使い室戸岬の南約125キロの場所で、水深約4780メートルの海底から、深さ1180メートルまで掘削して調べた。

 掘削した先端部分は圧力が高く、地下さらに深くにある高温のマントルの影響も受ける厳しい環境だったが、採取した堆積物から1立方センチ当たり約400の微生物が見つかった。堆積物中の酢酸を主な栄養源にしているとみられる。

 成果は4日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載された。

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