PR

ライフ ライフ

出勤途中の会社員に「朝チア」でエール 活動1000回超に

出勤途中の会社員らを応援する「朝チア」を行う全日本応援協会のチアリーダーたち=26日午前9時ごろ、JR新橋駅前のSL広場(飯嶋彩希撮影)
出勤途中の会社員らを応援する「朝チア」を行う全日本応援協会のチアリーダーたち=26日午前9時ごろ、JR新橋駅前のSL広場(飯嶋彩希撮影)

 出勤途中の会社員らをチアリーディングで応援する有志団体「全日本女子チア部☆AJO」の「朝チア」が、平成21年の開始から約11年を経て今年11月12日、1000回の節目を迎えた。新型コロナウイルスで通勤風景も変化する中、応援の力で日本を元気にする勇気のバトンをつなごうと、活動は続く。

 11月26日午前8時半ごろ、JR新橋駅前のSL広場(東京都港区)。鮮やかな赤いユニホームにルーズソックス、ポンポンを持ったチアリーダーが突然現れ、パフォーマンスが始まった。

 「心配やストレスをためる今日この頃だと思います。そんな時こそ、ちょっとだけ口角を上げて、おなかに力を入れて。元気いっぱい、今日を頑張っていきましょう」

 出社を急ぐ会社員に呼び掛けているのは、チア部の部長で一般社団法人全日本応援協会代表理事のフリーアナウンサー、朝妻久実さん(36)。バトンを4人で組み合わせて「オハヨウ」の文字を作るなど、息の合った動きを満面の笑みと大きなかけ声で披露する。

 毎週木曜に新橋、新宿、池袋の駅前のいずれかで活動し、横浜市桜木町でも地元のメンバーが毎週金曜に活動する。緊急事態宣言発令中は創部以来初めて応援を休止したが、マスクを着け、距離に気をつけながら活動を再開した。

■ ■ ■

 1000回続けた活動の中で、さまざまな出会いがあった。チアを見ていた高齢の女性が、終了後に泣きながら朝妻さんの手を握って来て、「娘がガンで闘病中。つらいことばかりだけれど、『私も頑張らなきゃ』と思えた」と言われたこともあったという。

 朝妻さん自身も、チア活動に救われた経験を持つ。

 都内私立大に在学中はチアリーディング部に所属。アナウンサーを目指して全国のテレビ局を受けたが落ち続け、卒業後はアルバイトで生計を立てながらアナウンススクールに通った。山陰中央テレビで契約社員として夢をかなえ、契約満了後に上京したが、フリーアナウンサーの仕事はなかなか決まらなかった。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ