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データ中継衛星の打ち上げ成功 種子島でH2Aロケット

「データ中継衛星1号機」や「光データ中継衛星」などを搭載し、打ち上げられるH2Aロケット43号機=29日午後4時25分、鹿児島県の種子島宇宙センター
「データ中継衛星1号機」や「光データ中継衛星」などを搭載し、打ち上げられるH2Aロケット43号機=29日午後4時25分、鹿児島県の種子島宇宙センター

 政府の情報収集衛星などの観測データを地上に転送する「データ中継衛星」を搭載したH2Aロケット43号機が29日午後4時25分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

 人工衛星が取得した地表のデータを受信し、国内の地上局に転送するための静止衛星。データを中継することで通信時間をより長く確保でき、即時的に大量のデータを転送できる。

 北朝鮮の軍事施設などを監視する情報収集衛星のデータを中継するのは初めてで、数カ月後に運用を開始する。電波で中継し、通信時間は従来の数倍に増える。地球観測衛星のデータをレーザー光で中継する機能もある。

 情報収集衛星は現在8基が運用されているが、中継に対応できるのは1基だけ。政府は情報収集衛星の10基体制を目指しており、今後は中継への対応機能を搭載した衛星を増やし監視力を強化していく方針だ。

 レーザー光による中継機能は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発。平成29年に運用停止した電波式の中継衛星「こだま」と比べ7倍以上高速になり、大地震などの際に被災状況を迅速に把握できるようになる。来年度に打ち上げる観測衛星「だいち3号」との間で実証試験を行う計画。

 H2Aの打ち上げ成功は37回連続となった。

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