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関空発遊覧29日試験飛行 少年団提案、ルート作成も

 関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが参入を検討している遊覧飛行事業に向け、関空発着のテストフライトが29日に行われる。関空の地元で空港や飛行機などについて学ぶ「関西航空少年団」(大阪府泉佐野市)の提案から生まれた事業。団員の小中学生らは、その飛行ルートを記載した航空地図の作成にも挑戦し、正確な航空地図を完成させた。

ピーチ・アビエーションの担当者から指導を受けながら、遊覧飛行のルートを地図に書き入れる「関西航空少年団」の団員=関西国際空港
ピーチ・アビエーションの担当者から指導を受けながら、遊覧飛行のルートを地図に書き入れる「関西航空少年団」の団員=関西国際空港

 同社は、新型コロナウイルスの影響で旅客需要が落ち込む中、収益改善の一環として遊覧飛行事業に来年にも参入する方針。空港見学と搭乗をセットにしたパッケージツアーを企画し、学校などの利用を想定している。同少年団が「空港と地域のにぎわいを取り戻したい」と同社に提案したことから計画が進んだ。

 29日のテストフライトには、同社の担当者らに加えて、同少年団の関係者約120人が搭乗する。関空発着で関西周遊と四国・九州周りの2ルートのいずれかを2時間かけて飛行。搭乗した子供たちは、乗務員の仕事について学ぶ。

 テストフライトを前にした18日には、団員の小中学生ら7人が関空でルートを作成した。まず、機体や目的地、天候などの状況を踏まえて飛行計画を作成する運航管理業務について、同社の担当者が講義。「運航管理者は、安全について機長と同じ大きな責任を負っている」と説明した。

 7人はその後、航空地図で各地の空港や山、飛行機を誘導する電波を発信する無線施設などの位置を確認しながら、飛行ルートをペンで書き入れた。大阪市立都島中学2年の本間元(つかさ)君(14)は「自分たちで空の仕事に取り組むことで、少しでも航空業界のみなさんを元気づけたい」と語った。

 テストフライトで子供たちは、飛行機が実際にルート通りに飛行しているかについても、機内から確認することにしている。

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