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コウノトリの婚活支援 愛の巣づくりへ資金募る 千葉・野田

野田市の江川地区の水田で翼を休める雄のコウノトリ「ヤマト」=10月29日(同市提供)
野田市の江川地区の水田で翼を休める雄のコウノトリ「ヤマト」=10月29日(同市提供)

 特別天然記念物コウノトリの野生復活を目指す千葉県野田市は25日、3年前に放鳥した雄の「ヤマト」の雌との出会いに備え、つがいの“愛の巣”となる巣塔2基を市内に設置すると発表した。ふるさと納税と、インターネットで資金を集める「クラウドファンディング」を組み合わせて活用。220万円を目標に27日から来年2月25日まで寄付を募る。

 ヤマトは平成29年4月に同市三ツ堀の飼育施設「こうのとりの里」で誕生して同年6月に放鳥された。昨年8月、徳島県鳴門市生まれの雌「歌(うた)」を連れて里帰りしたが、歌はヤマトより1年早くこうのとりの里で生まれた雄の「ひかる」とペアを組んで、渡良瀬遊水地(栃木県小山市)に飛び去ってしまったという。

 現在、関東地域の野外に生息するコウノトリは9羽前後。このうち雌は2、3羽とされ、“お嫁さん不足”の状態だ。このため、「ヤマト君の恋人探しを応援しよう」と銘打った人工巣塔設置プロジェクトが計画された。

 ヤマトはこうのとりの里に隣接する野田市江川地区に定着している。計画では、江川地区と利根川に近い木間ケ瀬地区に、高さ12メートルの塔の上部に直径1・6メートルの皿状の円盤が取り付けられた巣塔を設置する。

 野田市は、ふるさと納税を受け付けるサイト「ふるさとチョイス」を通して寄付金を募集。2千円以上から受け付け、10万円以上なら塔に名前が記される。市外からの寄付には市特産品の返礼がある。募金額が目標を超えた場合は、コウノトリ復活事業に活用する。(江田隆一)

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