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「女子だけ白靴下は不平等」中学生がブラック校則変更

開票作業にあたる生徒会のメンバーら=奈良県天理市
開票作業にあたる生徒会のメンバーら=奈良県天理市
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 不合理な校則「ブラック校則」を見直す動きが広がる中、奈良県天理市の中学校で、生徒が校則見直しの是非を問う「選挙」を発案し、変更にこぎ着けた。生徒らが見直しを求めたのは、女子生徒の靴下の色を白色に限定する校則。投票の結果、校則の変更に圧倒的な支持が集まった。社会状況や時代に合わない校則を、生徒自らの手で見直す試みとして注目されそうだ。(木村郁子、田中一毅)

大阪都構想の住民投票から選挙を発案 

 「女子の靴下だけなぜ白色なのか。不平等だと思った」。同市立西中学校3年生の井上桃花さん(14)は、こう話す。

 同校の校則は、女子生徒の靴下の色を「白色」と規定。男子生徒は白色以外にも、黒や紺色などの靴下の着用が認められている。明確な理由はわからないといい、ある教諭は「男子はズボンをはくため靴下の色までよく見えないが、女子は見えるため、華美とならないようにという趣旨だったのでは」と推測する。

 今年9月、生徒会長だった井上さんは、生徒会のメンバーらと靴下の色を規定する校則を変えようと学校側に持ちかけることを決めた。そのころ大阪で「大阪都構想」の住民投票の実施が決まったことから、「学校に納得してもらう方法として選挙をやろうと思いついた」(井上さん)という。

生徒ら達成感「ずっと黒靴下はきたかった」 

 生徒会担当の松浦功志教諭に相談し、11月12日の生徒会役員選挙に合わせ、女子生徒の靴下を白色と限定する校則の撤廃の是非を問う「靴下投票」を計画。学校側も投票日までの1週間は生徒らが従来の校則を順守することを条件に、投票結果を認めることにした。

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