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【マンスリー囲碁】一力碁聖が国際棋戦も奮闘

三星火災杯のネット対局に臨んだ一力遼碁聖
三星火災杯のネット対局に臨んだ一力遼碁聖

 プロ10年目の今夏、初の七大タイトルを獲得した一力遼碁聖(23)が国際棋戦でも奮闘している。

 32人が出場し10月27日に開幕した韓国主催の「第25回三星火災杯」で一力は、2回戦で韓国の申(シン)旻(ミン)●(=俊のにんべんを土に)(ジュン)九段(21)に勝利した。申九段は昨年、日本で開催された20歳以下対象のグロービス杯で優勝したほか、三星杯でも8強入りした実績をもつ。準々決勝で国際棋戦優勝経験のある中国・謝(しゃ)爾(じ)豪(ごう)九段(22)に敗れたが、充実した打ちぶりだ。一力は「1、2回戦で中国、韓国の実力者に勝てたのは自信になった。(準々決勝も)途中までは順調だった。判断力の精度を上げていきたい」と振り返った。

 4年に1度開催される第9回応氏杯世界選手権でも9月に3連勝し、4強入りを決めた。後日、中国の謝科八段(20)との準決勝三番勝負に挑む。

 新型コロナウイルス感染拡大で移動が制限されているため、今年の国際棋戦はインターネットを利用しての対局が続く。謝八段に準々決勝で敗れた4月の第4回夢百合杯では戸惑いもあったが、「移動する必要がない分、楽な面はある」と慣れてきたよう。さらに「相手の顔が見えないので、雰囲気にのまれるといったことはないです」とも。他の棋士から「やさしい、穏やか」といわれることが多いだけに、対局相手の表情に左右されない利点も見いだした。日本勢としては久々の国際棋戦Vが待たれる。(伊藤洋一)

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