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【教えて K-da先生】コロナと経済 「お金の流れ」にも悪影響 

 JR東日本は、来年の春から首都圏で30分程度、最終列車(終電)を早めます。理由について、線路など施設の工事時間を確保するとともに、新型コロナウイルスの影響で利用者が減ったことを挙げています。

 例えば、山手線(上野-御徒町)の利用者は、新型コロナ流行前に比べて約32%、午前0時ごろに限ると40%減っているそうです。テレワークやオンライン授業が進み、通勤通学しない人が増えているのです。

 他の私鉄でも同じように終電を繰り上げる動きが出ています。

 航空会社のANAでは利用者が減って、今年4~9月の売上高は2918億円となり、昨年の同じ時期の30%以下に減少しています。

 「鉄道や飛行機を利用しないから関係ない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。売り上げが減ると、鉄道や航空会社の社員のボーナスや給料が減るので、買い物や外食をしなくなります。

 レストランで食事をしなくなれば、経営者や料理人の仕事がなくなる↓店に野菜や肉を納入していた青果店や精肉店の売り上げが減る↓生産していた農家も野菜や肉が売れなくなる↓農家に機械や肥料を売っていた会社の経営が大変になる、とつながっているのです。

 このように世の中にお金が回らなくなり、みんなの生活が苦しくなることを「景気が悪い」とか「不景気」といいます。新型コロナは健康だけでなく、世の中の「お金の流れ」にも悪影響を与えています。皆さんや皆さんのおうちの方も、こうした流れに無関係ではありません。

 政府は「Go To トラベル」事業などを行って、お金が回るようにしています。一方、「新型コロナ感染防止が先だ」と主張する人もいます。何が正しいのか、自分のこととして考えてみましょう。

 K-da先生 中学校社会科教諭から新聞記者になり、教育問題などを取材してきました。趣味は登山と街歩き。世の中の難しいことを簡単に分かってもらおうと頑張っています。

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