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「明治の元勲」大山巌の墓所を観光資源に 栃木・那須塩原

大山巌の墓所に続く参道を清掃する西那須野観光協会のメンバー=那須塩原市下永田
大山巌の墓所に続く参道を清掃する西那須野観光協会のメンバー=那須塩原市下永田

 栃木県那須塩原市下永田にある明治の元勲、大山巌(1842~1916年)の墓所公開を前に、地元の西那須野観光協会の会員らが墓所や参道などの清掃活動を行った。紅葉の名所で日本遺産の構成文化財にもなっている墓所を、地元では観光資源としてPRしていく。

 大山は、西郷隆盛のいとこ。戊辰戦争や日清・日露戦争で活躍し、陸相などの要職を歴任した。隆盛の弟の西郷従道と西那須野地区に開拓農場を開設。別邸も設けた。

 JR西那須野駅周辺の「永田」という地名は、大山と従道が住んでいた東京・永田町から命名された。「この地に埋めてほしい」という大山の遺言で東京での国葬後、農場の一角に埋葬。墓所には大山の妻、捨松の墓もある。

 参道は昭和30年に大山家から旧西那須野町に寄贈され、公園も整備された。参道の両側には約80本のイロハモミジが植えられ、紅葉の名所として知られる。また日本遺産として認定された「明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚(ろまんたん))~」の構成文化財にもなっている。

 今回の清掃活動は観光資源としてPRしようと同協会が初めて企画。会員ら約20人のほか、大山の曾孫、大山格さん(60)=東京都在住=も参加し、参道や墓所の草刈りや落ち葉などを拾った。

 イロハモミジは見頃を迎えており、同協会は「紅葉の名所としての認知度アップとともに日本遺産としての魅力も発信していきたい」としている。

 墓所の公開は21、22の2日間で、午前11時~午後3時。問い合わせは同協会事務局(0287・37・5107)。(伊沢利幸)

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