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トルコ軍艦沈没跡など12件を国史跡に

和歌山県串本町の樫野埼灯台およびエルトゥールル号遭難事件遺跡
和歌山県串本町の樫野埼灯台およびエルトゥールル号遭難事件遺跡

 文化審議会は20日、明治23年に和歌山県沖で沈没したオスマン帝国(現トルコ)の軍艦に関する「樫野埼(かしのさき)灯台およびエルトゥールル号遭難事件遺跡」(同県串本町)など12件を史跡にするよう萩生田光一文部科学相に答申した。名勝と天然記念物にそれぞれ3件を指定することも求めた。

 エルトゥールル号は台風で遭難し、乗組員500人以上が死亡。生存者は樫野埼灯台を頼りに岸まで泳いだ。救助や遺品の回収に住民が協力し、日本とトルコの友好関係の礎になったとされる。船が衝突した岩礁地帯「船甲羅(ふなごうら)」や遭難者墓地、灯台などが史跡となる。

 3月に米軍から返還された区域にある「北谷城跡」(沖縄県北谷町)や、東日本大震災の復興事業に伴う発掘調査で貝塚が見つかった「屋形遺跡」(岩手県釜石市)も史跡に指定される。名勝の3件は「知恩院方丈庭園」(京都市)など。天然記念物は「溝ノ口洞穴(どうけつ)」(鹿児島県曽於市)などとした。

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